ORIKAちゃんのブログ

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【男女平等とは?】マイノリティな専業主婦とフルタイム正社員妻

 

昔は結婚後に働いている女性は珍しかったのに、今は共働きが当たり前な風潮です。専業主婦がマイノリティになりました。

となると、フルタイムの正社員の妻が多いイメージがありますよね?
しかし、実際は共働きといってもほとんどがパートや時短だそうです。下記にソースを貼りますのでご覧ください。

 

男女共同参画局「「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査」(内閣府男女共同参画局委託調査)」より引用

 


なんと40年近く「妻がフルタイムの共働き世帯」の割合は変わっていません。衝撃的なグラフですよね。
そこで思うんです。

一部の仕事大好きな人たち以外で、男女ともにパートナーが年収5,000万円ある場合は、フルタイムで働きたい人などいないのでは?

本当に好きな仕事、楽しい仕事ができていてやりがいを感じている方ももちろんいます。
ですが、月曜日が憂鬱で金曜日が嬉しい、働きたくないな〜と思っている人がほとんどだと思います。
働いている一番の理由ってお金ですよね。生活のため、あるいは生活には足りていてもプラスアルファで贅沢や趣味のため。

人生は短いです。どんな人にも平等に与えられている時間。貴重な時間を売るのに、もらえるのは1日働いて数万円。その数万のために朝早く起きて電車に乗って嫌いな人とも我慢して働く…
それよりも時間にとらわれず好きなことをして、大切な家族と過ごしたいと思いませんか?

女性の社会進出!男女平等!と言われていますが、本当に今のほうが良いのでしょうか。

昔は大黒柱のお給料だけで足りていたお金が、物価は高騰しているのにお給料は上がらないから足りなくなったんです。
それを補填するために、時短やパートで勤務する妻が増えたと先程のグラフでも分かります。
世間の認識とはかなりズレているのでは?

国にお金がない分の負担が、女性に来ているように感じます。
昔は家事と育児を主に担当していたのが、今は仕事も加わり、かといって家事や育児の負担が綺麗に半分になるわけではありません。
それに昔は数世帯に渡って一緒に住んでいましたが、今はほとんどが核家族でワンオペ育児があります。
それなのに働いていてすごい、とはあまりならずに、当たり前のように思われる。
みなさん必死でこなしているのに、悲しいですね。

とはいえ、結婚後の女性が働いているのはおかしいという風潮がなくなったのは良いことです。
本当に働きたいと思っている人が、働けるようになったことは進化ですよね。

ただ、中々完全なる平等は難しい。そもそも、性差がある時点で完全なる平等など不可能なのでは?と思います。

管理職に女性が増えてきたと聞きますが、管理職になれる女性は、女性の中でも非常に優秀な方々です。
一方、古き良き年功序列日系企業はどうでしょうか?
そこまで飛び抜けて優秀な人材でなくても、産休や育休でのブランクがなく、時短もせずにずっと勤めているということで管理職に就いている男性が多いです。
これは平等とは決して言えませんね。

では一体何を求めているのかと言うと、極端にどちらかを良しとして強制せず、性別に関係なく専業主婦、または主夫がいることがもっと受け入れられること。働きたい人は性別関係なく働けること。
たったこれだけの簡単なことです。
昔と今、どちらの良い部分も認めたらより良くなると思います。